「ICLって高いイメージだけど、実際いくらかかるの?」「レーシックより高いのはわかるけど、具体的な相場が知りたい」ICL手術を検討するうえで、費用は最も気になるポイントですよね。
ICLは自由診療のため健康保険が使えず、両目で45万〜80万円と高額です。しかし、クリニックによって料金設定はさまざまで、同じICL手術でも10万円以上の差が出ることもあります。
この記事では、ICL手術の費用相場と料金の内訳、そして少しでも費用を抑えるための方法を具体的に解説します。予算と相談しながら、納得のいく選択ができるようにしましょう。

ICL手術の費用相場(両目)
2026年現在のICL手術の費用相場は以下の通りです。
乱視なしの場合
両目で約46万〜70万円、平均で約60万円前後が相場です。近視の度数やクリニックのプラン内容によって幅があります。
乱視ありの場合
乱視用のトーリックICLレンズは通常のレンズより高額になるため、両目で約55万〜80万円、平均で約68万円前後が相場です。乱視なしと比べて8〜10万円ほど高くなるのが一般的です。
レーシックとの費用比較
レーシックの費用相場は両目で15万〜35万円程度ですので、ICLはレーシックの約2〜3倍の費用がかかります。ただし、ICLには角膜を削らない、可逆性がある、強度近視にも対応できるなどのメリットがあり、単純に費用だけで比較するのは適切ではありません。
乱視なし:両目46万〜70万円(平均約60万円)
乱視あり:両目55万〜80万円(平均約68万円)
レーシック:両目15万〜35万円(参考)
ICLの料金に含まれるもの・含まれないもの
クリニックによって料金に含まれる内容が異なるため、表示価格だけで比較すると思わぬ出費になることがあります。
一般的に料金に含まれるもの
- ICLレンズ代
- 手術費用
- 術前の適応検査費
- 術後の定期検診費(期間はクリニックにより異なる)
- 術後の処方薬代
別途費用がかかることがあるもの
- 初回カウンセリング費:無料のクリニックが多いですが、有料の場合も
- 追加検査費:精密検査が必要と判断された場合
- 乱視用レンズの追加費用:プランに含まれていない場合
- 再手術費用:保証期間外の場合
- 交通費・宿泊費:遠方から通院する場合

ICLは保険が使える?医療費控除について
健康保険は適用外
ICL手術は自由診療のため、健康保険は適用されません。全額自己負担です。国民健康保険も社会保険も使えませんので、この点は事前に理解しておきましょう。
医療費控除は利用できる
ICL手術は確定申告の医療費控除の対象になります。年間の医療費が10万円を超えた場合(または所得の5%を超えた場合)、超過分について所得控除が受けられます。
例えば、ICL手術に60万円かかった場合、医療費控除を申告することで所得税と住民税を合わせて数万円〜10万円程度の還付が期待できます(所得税率によって異なります)。
民間の医療保険は使える?
加入している民間の医療保険によっては、ICL手術が給付金の対象になる場合があります。「有水晶体眼内レンズ挿入術」として手術給付金が支払われるケースがありますので、加入中の保険会社に事前に確認しておきましょう。
クリニックからの領収書、医療費の明細書、確定申告書が必要です。領収書は必ず保管しておきましょう。国税庁の医療費控除の案内で詳しい手続きが確認できます。
ICLの費用を少しでも抑える方法
モニター制度を利用する
一部のクリニックでは、症例写真や体験談の提供を条件にモニター価格で手術を受けられる制度があります。通常価格から5〜15万円ほど安くなることもあります。
紹介制度・キャンペーンを活用する
過去にそのクリニックで手術を受けた方からの紹介で、紹介割引が適用されるケースがあります。また、期間限定のキャンペーン価格が設定されることもありますので、公式サイトをこまめにチェックしましょう。
分割払い(医療ローン)を利用する
多くのクリニックが医療ローンに対応しており、月々1万円程度からの分割払いが可能です。金利が発生する点には注意が必要ですが、まとまった費用が用意できない場合の選択肢として有効です。
医療費控除を忘れずに申告する
前述のとおり、確定申告で医療費控除を申告すれば税金の還付が受けられます。手術を受けた年の医療費を合算して、忘れずに申告しましょう。

ICLの費用は「投資」として考える
ICLの費用は確かに高額ですが、長期的な視点で考えるとコンタクトレンズの生涯コストと比較して大差がないケースも多いです。
コンタクトレンズの年間コスト
1dayコンタクトレンズを使用している場合、レンズ代だけで年間約6万〜8万円かかります。これにケア用品や定期検診の費用を加えると、年間8万〜10万円になることも珍しくありません。
仮に30歳でICL手術を受け、コンタクトの使用を40年間と仮定すると、コンタクトの総費用は320万〜400万円にもなります。ICLの60万円は、長い目で見ればかなりリーズナブルと言えます。
メガネ・コンタクトの煩わしさからの解放
費用面だけでなく、毎日のコンタクトの着脱やケアの手間、メガネの曇りやずれといったストレスから解放されることも、金額には表せない大きな価値です。
よくある質問
Q. ICLの費用に大きな差があるのはなぜですか?
使用するレンズの種類(乱視あり・なし)、保証期間の長さ、検査費や薬代の含み方、クリニックの立地や設備によって異なります。安いクリニックは保証が短い場合もあるため、総合的に比較することが大切です。
Q. 両目で50万円以下のクリニックは危険ですか?
必ずしも危険ではありませんが、何が含まれていて何が別料金なのかを必ず確認してください。キャンペーン価格やモニター価格で安くなっている場合もあります。ICLearnのICL費用解説でも詳しい比較がされています。
Q. 片目だけのICL手術はできますか?
可能です。片目のみの場合は費用も約半額になります。ただし、左右の見え方のバランスを考慮する必要があるため、医師との十分な相談が必要です。
Q. 支払い方法はどんな種類がありますか?
現金、クレジットカード、医療ローンが一般的です。クレジットカードの場合はポイントが貯まるメリットもあります。中京眼科のICL費用ページでも支払い方法について案内があります。
ICL手術の費用相場は乱視なしで両目約60万円、乱視ありで約68万円です。健康保険は適用外ですが、医療費控除や民間保険の給付金が利用できる場合があります。費用を抑えるにはモニター制度や紹介割引の活用も有効です。コンタクトレンズの生涯コストと比較すると、長期的にはお得になるケースが多いでしょう。

