「100均の老眼鏡じゃダメなの?」という疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。結論から言うと、応急措置としてはありですが、毎日使うならきちんとしたものを作った方が圧倒的に快適です。
この記事では、老眼鏡の正しい選び方から度数の合わせ方、種類ごとの特徴まで詳しく解説していきます。自分にピッタリの老眼鏡を見つけるための参考にしてみてください。

既製品とオーダーメイドの違い
既製品(100均〜3,000円程度)
左右同じ度数で、乱視の矯正がないのが既製品の特徴です。瞳孔間距離も一律で作られています。試しに使ってみる分にはよいですが、長時間使うと目が疲れやすいのがデメリットです。
左右の視力に差がある方や乱視がある方には合いませんので、あくまで「お試し」として考えた方がよいでしょう。
オーダーメイド(5,000円〜)
眼科で検査して、左右それぞれの度数、乱視、瞳孔間距離に合わせて作るのがオーダーメイドです。フィット感がまったく違いますし、長時間使っても疲れにくいのが最大のメリットです。
お値段はピンキリですが、5,000円くらいから作れますので、思っているほど高くありません。毎日使うものですし、目の健康を考えたらオーダーメイドの方が断然おすすめです。

度数の選び方
まずは眼科で検査しましょう
老眼の度数は自分では正確に分かりません。眼科で「近方視力検査」を受けて、適切な度数を測ってもらいましょう。近視や乱視がある方は特に、それらも含めた総合的な処方が必要です。
検査自体は15〜30分くらいで終わりますし、保険適用ですので費用もそこまでかかりません。まずは一度眼科に行ってみるのがおすすめです。
使用距離で度数が変わる
読書(30〜40cm)とPC作業(50〜70cm)では必要な度数が違います。用途を眼科で伝えると、最適な度数を処方してもらえます。
両方の距離で使いたいなら、遠近両用や中近両用レンズがおすすめです。1つのメガネで複数の距離に対応できますので便利です。
- 読書・手芸:30〜40cm用の度数(やや強め)
- PC作業:50〜70cm用の度数(やや弱め)
- 料理:40〜60cm用の度数(中間)
- 複数用途:遠近両用・中近両用レンズがおすすめ
老眼鏡の種類
単焦点老眼鏡
1つの距離に特化した老眼鏡です。読書用、PC作業用など用途別に使い分けるスタイルになります。一番クリアに見えるのが特徴で、特定の作業に集中する時にはこれが最適です。
遠近両用メガネ
レンズの上部が遠く用、下部が近く用になっているメガネです。かけ替え不要で便利ですが、慣れるまで視界の歪みが気になる方もいます。外出が多い方やメガネを1本で済ませたい方に向いています。
中近両用メガネ
室内での中距離(PC)と近距離(手元)に特化したメガネです。デスクワーク中心の方には遠近両用より使いやすいことが多いです。
日本眼科学会でもレンズの種類による使い分けが推奨されていますので、ライフスタイルに合わせて選んでみてください。

老眼鏡を快適に使うコツ
複数本持ちが便利
家用とオフィス用で2本持つのがおすすめです。読書用とPC用で度数を変えるのも効果的です。場所や用途に合わせて使い分けると、目の負担がぐっと減ります。
1〜2年で度数を見直す
老眼は進行しますので、定期的に度数チェックすることがとても大事です。合っていない度数のまま使い続けると眼精疲労の原因になってしまいます。年に1回は眼科で検査を受けるのが理想的です。
ブルーライトカットレンズも検討
PCやスマホをよく使う方は、ブルーライトカット機能付きのレンズにすると目の疲れが軽減されます。日本眼科医会の情報も参考にしてみてください。
フレーム選びのポイント
軽量フレームを選ぶと、長時間かけても鼻や耳が痛くなりにくいです。チタンやウルテムといった素材が軽くておすすめです。また、フィッティング(かけ具合の調整)をお店でしてもらうと、ズレにくくなって快適さがアップします。
ネット通販で老眼鏡を購入する場合、度数が合っていても瞳孔間距離が合っていないことがあります。できれば実店舗でフィッティングしてもらうか、眼科の処方箋を持って購入しましょう。
よくある質問(Q&A)
Q. 既製品の老眼鏡を使い続けると目に悪いですか?
A. 短時間の使用なら問題ありませんが、長時間の常用はおすすめしません。左右の度数差や乱視に対応していないため、目の疲れや頭痛の原因になることがあります。
Q. 老眼鏡はどこで買うのがいいですか?
A. まず眼科で検査を受けて処方箋をもらい、メガネ店で作るのが一番確実です。メガネ店でも検査してくれますが、目の病気のチェックも兼ねて眼科に行くのがベストです。
Q. 遠近両用メガネは慣れるまでどのくらいかかりますか?
A. 個人差はありますが、だいたい1〜2週間で慣れる方が多いです。最初は室内で慣らしてから外出時に使うと、スムーズに移行できます。
Q. 老眼鏡のレンズは何年くらい持ちますか?
A. レンズ自体は2〜3年持ちますが、老眼は進行しますので度数が合わなくなることが多いです。1〜2年ごとの度数チェックは忘れずに行いましょう。

まとめ:老眼鏡は「自分専用」を作ろう
100均の老眼鏡は応急措置としてはOKですが、毎日使うなら眼科で検査してオーダーメイドで作るのが断然おすすめです。目の健康と快適さがまったく違いますので、「たかが老眼鏡」と思わずにしっかり選んでみてください。
e-ヘルスネットで目の健康情報もチェックしながら、快適な老眼ライフを送りましょう。

