「レーシック手術を受けたいけど、術後の生活が不安」「仕事はいつから復帰できるの?」手術そのものよりも、術後の過ごし方に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
レーシックは手術時間こそ短いですが、術後の過ごし方次第で回復のスピードや最終的な視力に影響が出ることがあります。正しいアフターケアを知っておくことで、安心して回復に臨めます。
この記事では、レーシック術後の回復期間の目安と、時期別にやっていいこと・やってはいけないことを具体的にまとめました。手術を控えている方、検討中の方はぜひ参考にしてください。

レーシック術後の回復期間はどのくらい?
レーシックの大きなメリットの一つは、回復が非常に早いことです。多くの方が翌日には裸眼で1.0〜1.5程度の視力に回復しています。
ただし、視力が完全に安定するまでには1〜3ヶ月程度かかります。手術直後は見え方が日によって変動することがありますが、これは正常な経過です。焦らずゆっくりと回復を待ちましょう。
回復の段階
- 手術当日:涙が出る、目がゴロゴロする、しみる感覚がある(2〜3時間で軽減)
- 翌日:多くの場合、裸眼視力1.0以上に回復。翌日検診で問題なければ日常生活に復帰可能
- 1週間後:目のゴロゴロ感がほぼ消失。軽い運動が可能に
- 1ヶ月後:見え方がかなり安定。激しいスポーツや水泳も可能に
- 3ヶ月後:視力が完全に安定。最終的な視力の確認
手術当日の過ごし方
手術は両目で10〜20分程度で終わります。術後は30分〜1時間ほどクリニックで安静にしてから帰宅します。
当日やるべきこと
- 処方された目薬を指示どおりに点眼する
- 保護用のメガネ(またはゴーグル)を就寝時にも装着する
- できるだけ目を閉じて安静に過ごす
- 痛みが気になる場合は処方された鎮痛剤を服用する
当日やってはいけないこと
- 目をこする(フラップがずれる原因になる)
- 洗顔・洗髪(目に水が入るリスクがある)
- 入浴(肩から下のシャワーは可能だが、湯気にも注意)
- 飲酒(目の乾燥を促進し、回復を妨げる)
- 車の運転(見え方が不安定なため危険)
手術後は目がまぶしく感じるため、サングラスの着用が推奨されます。また、自分で車を運転して帰ることはできませんので、公共交通機関を利用するか、家族に迎えに来てもらいましょう。

術後1日〜1週間のケア
翌日検診を必ず受ける
手術翌日の検診は絶対に省略してはいけません。フラップの状態、感染の兆候、視力の確認など、重要なチェックが行われます。翌日検診で問題がなければ、デスクワークへの復帰が可能になります。
目薬のスケジュールを守る
術後は通常、抗菌薬・抗炎症薬・人工涙液の3種類の目薬が処方されます。点眼のタイミングと回数は医師の指示どおりに守りましょう。特に感染予防の抗菌薬は勝手に中断しないことが大切です。
1週間以内にできるようになること
- 翌日から:洗顔(目に水が入らないよう注意)、デスクワーク、テレビ視聴
- 2〜3日後から:シャワー・入浴(目に直接お湯がかからないようにする)
- 3日後から:軽い家事、散歩
- 1週間後:女性の方はアイメイク以外の化粧が可能に
1週間以内に避けるべきこと
- スポーツ全般(汗が目に入る危険がある)
- プール・海・温泉(感染リスクが高い)
- アイメイク(目の周辺を触る必要があるため)
- 長時間のスマートフォン・パソコン使用
- 埃っぽい場所での作業
術後1週間〜1ヶ月のケア
1週間検診で問題がなければ、生活の制限は大幅に緩和されます。
できるようになること
- 1週間後から:ジョギングなどの軽いスポーツ、アイメイク
- 2週間後から:ゴルフ、テニスなどの通常のスポーツ
- 1ヶ月後から:水泳、格闘技、サウナ
この時期に注意すべきこと
ドライアイの症状が最も気になりやすい時期です。目の乾燥を感じたら、処方された人工涙液をこまめに使いましょう。エアコンの風が直接目に当たる環境も避けてください。
また、パソコンやスマートフォンを使う際は20-20-20ルール(20分ごとに20フィート=約6メートル先を20秒見る)を実践すると、目の負担を軽減できます。

術後の定期検診スケジュール
レーシック後は、以下のスケジュールで定期検診を受けるのが一般的です。
- 翌日:フラップの状態確認、視力チェック
- 1週間後:経過観察、生活制限の見直し
- 1ヶ月後:視力の安定度確認
- 3ヶ月後:最終的な視力の確認、角膜の状態評価
クリニックによっては6ヶ月後、1年後の検診も設けているところがあります。定期検診は面倒でも必ず受けましょう。自覚症状がなくても、医師でなければ気づけない変化が起きていることがあります。
術後に視力が再低下しないためにできること
レーシックで回復した視力を長く維持するためには、日常的な目の使い方にも気を配ることが大切です。
スマホ・パソコンの使い方を見直す
パソコンやスマートフォンなど、近くを見ることが多い環境は近視の進行を助長する可能性があります。2時間に1回は10〜15分程度の休憩を取り、遠くを見て目を休めましょう。
定期的な眼科受診を続ける
術後3ヶ月の検診が終わると通院を中断してしまう方も多いですが、年に1回程度は眼科で目の状態をチェックしてもらうことをおすすめします。早期発見・早期対応が長期的な視力維持につながります。日本眼科医会のサイトでお近くの眼科を検索できます。
よくある質問
Q. 術後いつから仕事に復帰できますか?
デスクワークの場合は翌日〜2日後から復帰が可能です。屋外作業やハードワークの場合は2〜3日間のお休みが推奨されています。医師と相談のうえ、復帰のタイミングを決めましょう。
Q. コンタクトレンズはいつから使えますか?
レーシック後にコンタクトレンズが必要になるケースはほとんどありませんが、カラコンなどを使いたい場合は最低3ヶ月後、医師の許可を得てからにしましょう。
Q. 術後のドライアイはどのくらい続きますか?
個人差はありますが、多くの場合3〜6ヶ月で改善します。処方された人工涙液を使い、加湿器を活用するなどの対策が有効です。新宿近視クリニックのアフターケア情報も参考になります。
Q. お酒はいつから飲めますか?
手術当日と翌日は飲酒を控えてください。翌日検診で問題がなければ、少量であれば飲酒可能です。ただし、お酒は目の乾燥を促進するため、術後1週間程度は控えめにするのが理想的です。
レーシック術後は翌日から視力が大きく回復しますが、完全に安定するまでには1〜3ヶ月かかります。術後のケアで最も重要なのは、目薬のスケジュールを守ること、目をこすらないこと、定期検診を確実に受けることの3つです。正しいケアを行えば合併症のリスクは最小限に抑えられますので、安心して回復に臨んでください。先進会眼科の術後情報もあわせてご確認ください。

