レーシックを受けると決めたはいいものの、「どこのクリニックがいいの?」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。レーシックは一生に一度の手術ですから、クリニック選びに手を抜くと後悔することになりかねません。
この記事では、レーシックのクリニック選びで重要な5つのポイントと、実際にレーシックを受けた体験談を紹介します。クリニック選びの参考にしてみてください。

レーシックのクリニック選びで重要な5つのポイント
1. 執刀医の実績と資格
レーシックは執刀医の腕が結果を大きく左右する手術です。日本眼科学会認定の眼科専門医であること、レーシック手術の症例数が多いことを必ず確認しましょう。
「手術実績○万件」と宣伝しているクリニックもありますが、それが執刀医個人の実績なのかクリニック全体の実績なのかも確認した方がよいでしょう。1人の医師が何千件も手術しているなら信頼度は高いと言えます。
2. 使用している機器
レーシックの機器は日進月歩で進化しています。最新のフェムトセカンドレーザーを使っているクリニックは、フラップ作成の精度が高くて合併症リスクが低いです。
マイクロケラトーム(ブレード式)はコストが安いですが、レーザー式の方が安全性は高くなっています。カウンセリングの時にどんな機器を使っているか聞いてみましょう。
3. 適応検査の丁寧さ
ここが非常に大事なポイントです。角膜の厚さ、形状、涙液量、瞳孔径など、十数項目の検査をしっかりやってくれるクリニックを選びましょう。検査が雑なクリニックは、術後トラブルのリスクが上がりますので要注意です。
検査に1〜2時間かけてくれるクリニックは、それだけ丁寧にやってくれている証拠です。逆に30分くらいで終わるところは少し心配です。

4. アフターケアの充実度
手術後の定期検診(翌日、1週間、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年)をきちんと実施しているかチェックしましょう。再手術の保証があるかどうかも重要なポイントです。何かあった時に相談できる体制が整っているかどうかで安心感がまったく違います。
5. 費用の透明性
「レーシック○万円〜」の「〜」には要注意です。検査費、手術費、薬代、定期検診代がすべて含まれているのかどうか必ず確認しましょう。後から追加費用が発生するケースもありますので、トータルでいくらかかるかを事前にはっきりさせておくのが大事です。
- 執刀医が眼科専門医で症例数が多いか
- フェムトセカンドレーザーを使用しているか
- 適応検査に十分な時間をかけてくれるか
- 術後の定期検診スケジュールが明確か
- 費用の内訳が明確で追加料金がないか
レーシックの体験談
手術当日
緊張は誰でもするものですが、手術自体は片目5分くらいで終わります。痛みはほぼなくて、「あれ、もう終わり?」と感じる方が多いです。レーザーが照射される数十秒だけ、少し焦げたような匂いがしますが、すぐに終わりますので安心してください。
翌日の感動
朝起きて目を開けた瞬間、時計の文字がはっきり見えた時の感動は経験者みんなが口を揃えて語るポイントです。メガネなしで世界がクリアに見えるというのは、想像以上に感動するものです。
数年後に起きること
近視が少し戻ってきて視力が下がるケースもあります。これは「近視の戻り」と呼ばれる現象で、一定の割合で起きるものです。再手術が可能な場合もありますし、ICLに切り替えるという選択肢もあります。

レーシックを受ける前に知っておくべきこと
全員が受けられるわけではない
角膜が薄い、度数が強すぎる、ドライアイがひどい、角膜に異常がある…こういった場合は適応外になります。日本眼科学会でもレーシックの適応条件について詳しく解説されていますので、事前にチェックしてみてください。
リスクをゼロにはできない
ドライアイ、ハローグレア、近視の戻り、過矯正…リスクはゼロにはできないのが現実です。しかし、適切な検査と腕のいい医師なら、リスクは最小限に抑えられます。
手術前にコンタクトを外す期間がある
ソフトコンタクトなら最低2週間、ハードコンタクトなら1ヶ月以上外す必要があります。角膜の形状を正確に測るためですので、この期間はメガネで過ごしましょう。仕事や生活のスケジュールも考慮して手術時期を決めてください。
レーシックは自由診療のため、健康保険は適用されません。ただし医療費控除の対象にはなるので、確定申告で税金の還付を受けることができます。領収書は必ず保管しておきましょう。
よくある質問(Q&A)
Q. レーシックとICLはどっちがいいですか?
A. 軽度〜中度の近視ならレーシック、強度近視や角膜が薄い方はICLが向いています。ICLは角膜を削らないためドライアイのリスクが低く、可逆的なのがメリットです。ただし費用はICLの方が高くなります。
Q. レーシック後に老眼は出ますか?
A. レーシックをしても老眼は別問題として出てきます。レーシックは近視を矯正する手術であって、加齢による老眼を防ぐものではありません。40代以降はその点も考慮して判断しましょう。
Q. 手術後どのくらいで仕事復帰できますか?
A. デスクワークなら翌日〜2日後から復帰できる方が多いです。ただし、目が乾きやすかったり光に敏感になったりしますので、最初の1週間はこまめに目薬を差しながら過ごすのがおすすめです。
Q. カウンセリングは何院くらい受けるべきですか?
A. 最低でも2〜3院は受けた方がよいでしょう。クリニックによって説明の仕方も提案する術式も違いますので、比較検討して自分が一番信頼できるところを選びましょう。

まとめ:クリニック選びに時間をかけよう
レーシックは一生に一度の手術です。クリニック選びに時間をかけて、最低2〜3院でカウンセリングを受けるのがベストです。日本眼科医会認定の専門医がいるクリニックなら安心感があります。
e-ヘルスネットの健康情報もチェックしながら、納得のいく判断をしてください。

