「視力矯正したいけど、ICLってぶっちゃけどうなの?」と気になっている方も多いですよね。ICLは最近とても注目されている視力矯正手術で、レーシックとは全く違うアプローチで視力を回復させます。
ですが、メリットだけでなくデメリットもきちんと知っておかないと、後悔する可能性もあります。この記事では、ICLのメリット・デメリットを正直にまとめて、レーシックとの違いも比較していきます。自分に合った選択ができるように、しっかり読んでいってください。

ICLのメリット5つ
角膜を削らないから安心
ICLは眼内にレンズを入れる方式のため、角膜には一切手を加えません。レーシックだと角膜を削るため元に戻せませんが、ICLならその心配がありません。角膜が薄い方でも受けられるのが大きなポイントです。
角膜を削らないことで、ドライアイになりにくいというメリットもあります。コンタクトレンズで目が乾きやすかった方にとっては、かなり嬉しいポイントではないでしょうか。
可逆性がある(元に戻せる)
万が一問題が起きても、レンズを取り出せば元の状態に戻せます。これがICL最大の安心材料と言ってもいいかもしれません。将来もっといい治療法が出てきたときに、乗り換えることもできます。
強度近視にも対応できる
レーシックでは対応が難しい-6D以上の強度近視にも対応可能です。ICLなら-18D程度まで矯正できるため、「近視が強すぎてレーシックは無理」と言われた方にとっては救世主的な存在です。
見え方の質が高い
ICLは角膜を削らない分、コントラスト感度が高く、くっきりした見え方が特徴です。夜間のハロー・グレア(光がにじむ現象)も少なく、見え方の質にこだわる方には満足度が非常に高いです。
紫外線カット機能がある
ICLレンズには紫外線カット機能が内蔵されています。サングラスなしでもある程度UVをカットしてくれるため、目の健康を長期的に守ってくれます。

ICLのデメリット4つ
費用が高い
両眼で45万〜70万円と、レーシックの15〜40万円と比べるとかなり高額です。分割払いに対応しているクリニックも多いですが、金銭的なハードルが高いのは事実です。ただし医療費控除の対象になるため、確定申告で一部戻ってくる場合もあります。
手術がやや複雑
目の中にレンズを入れるため、レーシックより手術時間が長く、片目10〜15分程度かかります。レーシックは片目5分程度ですので、その分緊張する時間も長いかもしれません。ただし、点眼麻酔をするため痛みはほぼ感じません。
白内障のリスク
ごくまれにICLレンズと水晶体が接触して、白内障が進行するリスクがあります。ただし最新のICLレンズ(ホールICL)は中央に穴が開いていて房水の流れを確保しているため、このリスクはかなり下がっています。定期検診で早期発見することが大事です。
術後にハローが出ることがある
暗い場所で光の周りに輪っかが見える「ハロー」が出ることがあります。多くの場合は数ヶ月で慣れますが、気になる方は術前に医師としっかり相談しておきましょう。
ICLは費用は高いものの、安全性と可逆性ではレーシックを上回る手術です。費用面がクリアできるなら、有力な選択肢になります。
ICLとレーシックの違いを比較
ICLとレーシック、どちらがいいのかと迷う方が多いため、主な違いをまとめました。
| 項目 | ICL | レーシック |
|---|---|---|
| 手術方法 | 眼内にレンズ挿入 | 角膜をレーザーで削る |
| 費用(両眼) | 45〜70万円 | 15〜40万円 |
| 矯正範囲 | -18D程度まで | -10D程度まで |
| 可逆性 | あり(レンズ除去可能) | なし |
| ドライアイリスク | 低い | やや高い |
| 手術時間 | 片目10〜15分 | 片目約5分 |
予算に余裕があって安全性を重視するならICL、軽度〜中等度の近視でコスパ重視ならレーシックが向いています。

ICLが向いている人・向いていない人
ICLが向いている人
- 強度近視(-6D以上)の人
- 角膜が薄くてレーシック不適合と言われた人
- ドライアイが心配な人
- 将来的に元に戻せる安心感がほしい人
- 見え方の質にこだわりたい人
ICLが向いていない人
- 費用をできるだけ抑えたい人
- 前房深度が浅い人(検査で判明する)
- 白内障がすでに進行している人
ICLが適応かどうかは適応検査を受けないとわかりません。自己判断で諦めず、まずはクリニックで相談してみましょう。
よくある質問(Q&A)
Q. ICL手術は痛いですか?
A. 点眼麻酔をするため手術中の痛みはほぼありません。術後に少し異物感がある程度で、翌日にはほぼなくなります。
Q. ICLレンズは一生もちますか?
A. ICLレンズ自体は経年劣化しない素材で作られているため、基本的にはずっと使えます。ただし白内障になった場合はレンズを取り出す必要があります。
Q. 老眼になったらどうなりますか?
A. ICLは老眼を予防する手術ではないため、年齢とともに老眼は進みます。ただし老眼鏡との併用は問題ありませんし、ICLレンズを取り出して多焦点眼内レンズに入れ替えることも可能です。
Q. ICL手術の保険適用はありますか?
A. 残念ながら健康保険は適用外です。ただし医療費控除の対象にはなるため、確定申告で還付を受けられます。民間の医療保険が使える場合もあるため、加入している保険をチェックしてみてください。

まとめ
ICLは角膜を削らない・可逆性がある・強度近視に対応という3つの大きなメリットがある視力矯正手術です。費用はレーシックより高いですが、安全性と見え方の質を重視するなら、ICLは非常に有力な選択肢です。
迷ったらまずは適応検査を受けてみましょう。無料で検査できるクリニックも多いため、気軽に相談してみてください。
参考リンク:STAAR Surgical(ICLメーカー)公式|日本眼科学会|日本眼科医会


